ボリューム シャドウ コピー サービス（ボリューム スナップショット サービス）のログファイルを収集する方法　

はじめに

VSSスナップショットに関する問題をトラブルシュートするために、場合によってお客様にVSS ログを収集していただく必要があります。以下のレベルのVSS ログを要求されることがあります:

• VSSADMIN の出力

Windowsには、現在のボリューム シャドウ コピー バックアップ及びインストールされた全てのシャドウ コピー ライターとプロバイダが管理できる「vssadmin」というコマンドがあります。VSSに関する最も基本的な問題をトラブルシュートする際に、このユーティリティを使ってVSSサービスの一般ステータスログが取得できます。

• VSS デバッグ トレース ログ

VSSサービスにトレース ログを許可することができます。このログは、VSS問題の高度トラブルシューティングを行う際に必要になります。

• VSS リクエスタ ログ

VSS リクエスタ ログは、SnapAPIサービスに関連するVSS問題の高度トラブルシューティングを行う際に必要になります。

ソリューション

Acronis カスタマーセンターの担当者に別のアルゴリズムを勧められていない場合、「一般トラブルシューティング」の手順に従い、vssadminユーティリティの出力を収集してください。

一般トラブルシューティング

高度トラブルシューティング

追加情報

(!) Windows Server 2008 でvssadmin list writers コマンドを実行してもVSSライターが何も表示されない場合、Microsoft KBの記事 2009533をご参照ください。

(!) Windows Small Business Server 2003のMicrosoft Exchange Server 2003には、デフォルトでライターが無効にされています。 ライターを有効にする方法については、Microsoft KBの記事 838183をご参照ください。

以下の記事もご参照ください:

• Domain Controller Cannot Start after Restore
• Acronis True Imageを使用してVSSを搭載したシステムをバックアップする 

The “File Server VSS Agent Service” role service must be enabled on the file server hosting SMB3.0 share.

This article applies to:

• Acronis Backup Advanced 11.7 (Acronis Backup & Recovery 11.7 Advanced Update 6)

Symptoms

1. You create a backup of multiple virtual machines running on Hyper-V host under Windows 2012 R2.
2. Some (may be none) machines are successfully backed up until backup of one fails with: 
   The given shadow copy provider does not support shadow copying the specified volume. 
   
   See the full error message:

   
   

   Error Details:

   Code: 21,692,431(0x014B000F)

   LineInfo: 0x92B7C14BE2B74795;

   Module: virt_gtob_addon_vs_44397

   Message: Error occurred while resolving GXT Item.

   --------------------

   Code: 21,692,431(0x014B000F)

   LineInfo: 0x494069D8C09A9858;

   Module: virt_gtob_addon_vs_44397

   Message: Error occurred while resolving GXT Item.

   --------------------

   Code: 9,764,912(0x00950030)

   LineInfo: 0xE64F8AC0F3F921CB;

   Module: disk_bundle_vs_44397

   Message: Cannot open emulated machine.

   --------------------

   Code: 9,764,877(0x0095000D)

   LineInfo: 0xD1AB7FA1E56EC83E;

   Module: disk_bundle_vs_44397

   Message: Failed to perform the requested operation.

   --------------------

   Code: 1,048,812(0x001000EC)

   LineInfo: 0x7BB42EFE3C733241;

   Module: disk_bundle_vs_44397

   Message: Internal error: Attempt to access emulated disk for non-initialized object.

   --------------------

   Code: 5,439,582(0x0053005E)

   LineInfo: 0x383FFDB092990E23;

   Module: hv_srv_vs_44397

   Message: Failed to open virtual disk file '\\192.168.10.101\hyper-vrs\MDMN3\Virtual Hard Disks\MDMN3-DATA.vhdx'.

   --------------------

   Code: 5,439,700(0x005300D4)

   LineInfo: 0x383FFDB092990DDA;

   Module: hv_srv_vs_44397

   Message: Failed to create a multi-volume snapshot where files are located:

    \\192.168.0.1\hyper-vrs\MN3 (virtual machine file location),

    \\192.168.0.1\hyper-vrs\MN3 (virtual machine snapshot file location),

    \\192.168.0.1\hyper-vrs\MN3\Virtual Hard Disks\MN3-OS.vhdx (virtual disk file location),

    \\192.168.0.1\hyper-vrs\MN3\Virtual Hard Disks\MN3-DATA.vhdx (virtual disk file location).

   --------------------

   Code: 5,439,695(0x005300CF)

   LineInfo: 0x383FFDB092990DCB;

   Module: hv_srv_vs_44397

   Message: Failed to mount the volume snapshot.

   --------------------

   Code: 458,785(0x00070021)

   LineInfo: 0xE24F93D0B8D8C99E;

   Module: hv_srv_vs_44397

   Message: Failed to create volume snapshot.

   --------------------

   Code: 1,098,818(0x0010C442)

   LineInfo: 0x3FEC04E376B8A1AF;

   Module: hv_srv_vs_44397

   Message: Failed to start creating the volume snapshot.

   --------------------

   Code: 9(0x00000009)

   LineInfo: 0x2AACB7B2AB852AC;

   Module: hv_srv_vs_44397

   Message: The given shadow copy provider does not support shadow copying the specified volume.

   --------------------

Backup of the remaining machines fails as well.

Cause

The “File Server VSS Agent Service” role service is not enabled on the file server where SMB3.0 share hosting VM disks is located.

Solution

Add the “File Server VSS Agent Service” role service to the file server. Also note the following general prerequisites:

• Application server and file server must be running Windows Server 2012
• Application server and file server must be domain joined to the same Active Directory domain
• The backup agent must run in a security context that has backup operators or administrators privileges on both application server and file server
• The backup agent/application must run in a security context that has at least READ permission on file share data that is being backed up.

More information

The full list of the VSS handling specifics for SMB3.0 shares can be seen here.

Please contact Acronis Customer Central if you need assistance.

See also:

• Acronis Backup Advanced 11.5 for Hyper-V: Agentless Backup of VMs on SMB 3.0 Shares Is Not Supported

はじめに

この記事には、Acronis True Image のユーザー向けに Microsoft VSS 技術について説明しています。

説明

Microsoft VSSとは何ですか。Acronis True Image の一部ですか。

VSS とは、ボリューム シャドウ コピー サービスのことです。Windows オペレーティングシステムの一部であり、完全にMicrosoftによって開発され、維持されています。

主な機能が二つあります:

1) ディスクのバックアップまたはクローン作成のソフトウェア（例えば、Acronis True Image）からリクエストを受けて、オペレーティングシステムおよび実行されているソフトウェアをコピーのために準備します。

および

2) ディスクのバックアップまたはクローン作成のソフトウェアに、適切に準備されたソース ドライブへのアクセスを提供します。

データをバックアップのために準備することは、バックアップを復元した後、または、クローンされたディスクを起動した後、Windows および他のソフトウェアが正常に動作することを保証するために必要です。

つまり、Acronis True Image は Microsoft VSS と対話しますが、Microsoft VSS は Acronis 製品の一部ではありません。

どのような場合に Acronis True Image は Microsoft VSS を使用しますか。

Acronis True Image は、以下の2つの場合に Microsoft VSS にリクエストを送信します:

1) ユーザーがユーザーインターフェイスにおいて [今すぐバックアップ] ボタンをクリックする場合、または、バックアップ操作がスケジュールに基づいて自動的に開始される場合。

2)（Windows で）ユーザーが Acronis True Image においてクローン作成ウィザードを開始する場合。

コンピュータの再起動を必要とする操作の場合、また、すべてのブータブルメディア環境では、VSS が使用されません。VSS は、動作する Windows オペレーティングシステムの中でのみ使用されます。

Microsoft VSS に関する技術的な問題は、Acronis True Image のユーザーにどのような影響を及ぼしますか。

たまには、Windows オペレーティングシステムの一部である Microsoft VSS は、Acronis True Image との内部通信の結果、エラーを返すことがあります。この場合、以下のような事象が見られるかもしれません:

• 「ボリューム スナップショットの作成に失敗しました。」エラーメッセージが表示され、Acronis True Image のバックアップ操作に失敗します。
• ディスクのクローン作成の際、VSS を使わない Acronis の独自の方法でドライブをクローンするために、コンピュータの再起動を求められます。
• スナップショットの失敗に関するエラーメッセージが表示され、Windows で行われるディスクのクローン作成が停止されます。

上記のような場面は、Microsoft VSS （つまり、コンピュータ環境）の問題によるものです。Acronis ソフトウェアの誤動作またはバグではありません。

Microsoft VSS が失敗する場合、どうすればいいですか。

Microsoft VSS に関する問題を解決または回避するために、Acronis ソフトウェアのユーザーは、Microsoft に連絡するほかに、以下の手順も使用できます:

1)Acronis VSS Doctorを実行します。このツールに勧められた自動修正を適用し、検出されたが自動的に修正できない問題は手動で修正します。これは、Acronisでユーザーのために開発した無償ツールです。Microsoft VSS に関する一般的な問題の検出および修正を行う際に役立ちます。

2)ディスクのクローン作成ウィザードに再起動を求められた場合、それを許可します。プログラムは再起動し、自動的にすべての操作を実行します。その結果として作成されたクローンは、Microsoft VSS を使ってオンラインで作成されたクローンに比べて、あらゆる側面において劣ることはありません。

3)パソコンに詳しいユーザーは、Windows の [スタート] メニューから [イベント ビューアー] を開き、[Windows ログ] -> [Application] に移動し、VSS の失敗の詳細を調べ、インターネットでソリューションを探すことができます（ソリューションを探す際、[イベント ID] パラメータ、エラーメッセージの文章またはエラーコードの数字を使用できます）。

4)以下のように、ハードドライブにエラーがないか確認します:

4.1 CRCエラー、書き込みエラーおよび入力/出力(I/О)のエラーは、ハードウェアの失敗とディスクを交換する必要を示す場合があります。そうなのかそうでないか最速で判別するために、対象のディスクの自動診断機能を活用し、そのディスクの S.M.A.R.T 情報をチェックしてください。CrystalDiskInfoという無償ユーティリティを使用すると、非常に簡単なことです。このユーティリティは、ディスク自身の報告から瞬時にディスクの状態を読み取り、Good、Caution または Bad と表示します。ディスクのハードウェアの失敗を検出するための最も容易かつ迅速な方法です。　

4.2 製造者に開発された専用の診断ユーティリティは、広範なハードウェア テストを実行します。完了まで通常より時間がかかりますが、ディスクが通常に動作するか、それとも交換する必要があるかに関しては最も正確な診断を下します:

4.3 上記の4.2および4.1に記載されたハードウェア診断ツールを使用しても、対象のディスクにハードウェアに関する問題が見つからなかった場合、ファイルシステムにエラーがないか確認します。システムをスキャンし、ファイルシステムのエラーが検出された場合はそのエラーを修復します。スキャンを行うために、Windows エクスプローラで対象のディスクを右クリックし、[プロパティ] の [ツール] タブを開き、[エラーチェック] -> [チェック] または [今すぐチェック] をクリックします。それから、何かチェックボックスが表示される場合、すべてを有効にし、[開始] または [ドライブのスキャン] をクリックします。　

5)すべてのディスク チェックを実行しても、ハードウェアおよびファイルシステムに何の問題も見つからず、アプリケーション イベント ログの操作（3 をご参照ください）が難しすぎるか問題の解決にならない場合、以下のように、Microsoft VSS を使わない操作方法を使用し、問題を回避できます:　

5.1 非システムディスクのバックアップおよびファイル・フォルダのバックアップ（Microsoft SQL Server データのバックアップを除く）: バックアップの画面で [オプション] をクリックし、[詳細設定] -> [パフォーマンス] に移動し、スナップショットの設定で [VSS] または [VSS（ライターなし）] の代わりに [Acronis スナップショット] を選択します。

5.2 単発バックアップ（スケジュールによる自動開始のないバックアップ）または単発ディスク クローン作成を行うために、ブータブルメディアを作成し、そのメディアからコンピュータを起動し、そこからバックアップおよびディスク クローン作成の機能を使うことができます。Windows で同じ操作を行う場合に比べて、結果は劣ることがありません。

Introduction

Acronis software may give errors, freeze or produce other undesired effects when there are issues with parts of the computer environment it operates in:

Examples of error messages in Acronis software, when you would want to check the environment:

Unable to create volume snapshot

Failed to read snapshot

Failed to read from sector...

Failed to read from disk...

Failed to write the snapshot manager volume

Various types of read and write errors

Input/Output (I/O) errors

Errors referencing \\?\GLOBALROOT\Device\...

Cyclic redundancy check (CRC) error

Failed to enumerate directory

WMI ExecQuery failed

MFT bitmap corrupted

Solution

Acronis has developed a free tool that automates the process of checking the environment particularly for Volume Shadow Copy Service (VSS)-related issues: Acronis VSS Doctor. This tool saves time on gathering and analyzing diagnostic information from various sources, including Windows Event Log, but it does not cover all possible root causes and applies to VSS-related issues only.

A more universal approach consists in checking Windows Event Log for issues with computer environment using Windows Event Viewer:

1. Open Windows Start Menu.

2. Type Event Viewer and press Enter:

If Windows Search does not find Event Viewer by name, press the combination of the button with Windows logo on keyboard and R, and run the command evenvwr.msc

3. Windows Event Viewer will open:

4. Navigate to Windows Logs - System:

5. Click Filter Current Log... on the right panel:

6. Mark Critical, Error and Warning checkboxes in the upper part of the window, click OK to apply the filter:

7. At this point you can click OK and review the recent warnings and errors, recorded in the System event log, and look for any information related to the issue observed in Acronis software. Pay special attention to events registered at the time the issue occurred, or just before that:

8. As there may be many unrelated events, you can narrow the search further, by applying the following suggested filter. Click Filter Current Log.. again:

9. Expand Event sources list:

10. Scroll through the list and mark the following items:

Short list (most popular sources of errors):

disk

Disk

Ntfs

Ntfs (Microsoft-Windows-Ntfs)

Ntfs (Ntfs)

11. Click OK and review the filtered list of events. Your further actions will depend on what parts of the environment were reported to have issues and on their current status:

12. When troubleshooting a VSS or WMI-related issue, it is useful to also check warnings, errors and critical events under Windows Logs - Application section. In addition to troubleshooting issues with Windows environment, Application logs are also used to detect application crash and hang events.

Further troubleshooting

Look up the detailed error/warning text, as well as the Event ID number on the Internet. Issues with environment are common and are likely to have a solution or a workaround already documented or described.

If you are not sure if the found errors and warnings could be the cause of the issue with Acronis software, contact Acronis Customer Central with a system report and screenshots of the issue with Acronis, log of the operation in Acronis (if any) and the found records in Windows Event Log.

Symptoms

Backup task hangs at "Calculating time remaining..."

Issue can reproduce with any backup source and destination.

Cause

The issue has various causes, the most frequent being Microsoft VSS-related problems. Follow the steps below to resolve the issue.

Solution

Perform the following steps and retry the backup after each step:

1. Update Acronis True Image to the latest build: see this article for instructions.

2. Reboot the computer.

3. Run the free Acronis VSS Doctor tool to diagnose and fix possible issues with VSS part of Windows operating system. Some issues with VSS can be fixed by the tool automatically, some require a manual fix.

If the tool has not detected any problems, or all found issues have been fixed but the issue reproduces again, skip to the next step

4. If Acronis VSS Doctor detected a problem with VSS, but automatic fix was not available and you could not apply a manual fix, then act depending on what was selected as backup source:

A) For disk/partition backups of non-system drives, and file/folder backups: disable VSS usage under Backup Options: Advanced -> Performance -> Snapshot for backup select Acronis Snapshot, as shown on the picture below:

or

B) For Entire PC backups and backups of system drives: it is necessary to fix detected VSS issues. Switching the snapshot setting from "VSS" to "Acronis Snapshot" is not applicable. Acronis True Image requires VSS part of Windows operating system to work correctly, especially when creating system backups.

Advanced Windows users can look into the logs at C:\ProgramData\Acronis\VssRequestorLogs to find more details about where exactly the failure occurs in the VSS subsystem.

If VSS errors point to a particular software, for example, Microsoft SQL Server, and you do not need this software on your computer, uninstall it, reboot the computer and reattempt the backup.

5. If VSS Doctor did not find any problem with VSS, create a new backup task with the same settings and run it. If it resolves the issue, delete the old backup task.

If the new backup task hangs at "Calculating time remaining..." too, run "Repair" installation as described in this article, reboot and retry the backup

6. Look at the last line of the backup log in the Log Viewer, see if it contains any helpful information about what part of the backup process fails and why.

7. Advanced users on Windows: you can rebuild product database as described here , see if it helps to resolve the issue.

8. Repairing the software or fresh install can help in many situations, when all of the above has failed. See this article for instructions 

Symptom

All conditions must be true:

1. Act! software and Microsoft SQL Server are installed
2. Acronis True Image does not create a backup. If you click the red exclamation mark at the center of the backup screen, the following error message is displayed:
1. Entire PC and disk/partition backups: Unable to create volume snapshot
2. File and folder backup: Failed to backup file or folder
3. The last modified log file at C:\ProgramData\Acronis\TrueImageHome\Logs\ti_demon contains the following text: VSS writer 'SqlServerWriter' with class ID 'A65FAA63-5EA8-4EBC-9DBD-A0C4DB26912A' has failed to process the snapshot

Cause

Incorrectly configured Microsoft SQL Server, that comes with Act! software

Solution

Change SQL Server(ACT7) service user to Local Service by following the steps below:

1. Open the Windows Start menu, type compmgmt.msc and press Enter on the keyboard
2. Expand Services and Applications​ on the left panel
3. Click on SQL Server Configuration Manager
4. Locate SQL Server (ACT7).
5. Change the service logon from Local System to Local Service:

• Right-click on the SQL Server (ACT7) and select Properties
• On the Log on tab, select Local Service in the Built-in account drop-down menu, then click OK

Verify that the column "Log On As" displays "NT AUTHORITY\LocalService" for "SQL Server (ACT7)" line as shown below:

Symptoms

Backup with activated Volume Shadow Copy fails with the following error similar:

The backup has failed because 'VSS Writer' has failed during snapshot creation.

This error can be produced by different VSS writers, see some examples below:

• VSS writer 'System Writer' with class ID 'E8132975-6F93-4464-A53E-1050253AE220' has failed to process the snapshot
• VSS writer 'ASRWriter' with class ID 'BE000CBE-11FE-4426-9C58-531AA6355FC4' has failed to process the snapshot
• VSS writer 'SqlServerWriter' with class ID 'A65FAA63-5EA8-4EBC-9DBD-A0C4DB26912A' has failed to process the snapshot. 
• VSS writer 'Registry Writer' with class ID AFBAB4A2-367D-4D15-A586-71DBB18F8485'' has failed to process the snapshot
• VSS writer 'Virtuozzo VSS Writer' with class ID '5AFFB034-969F-4919-8875-88F830D0EF89' has failed to process the snapshot. 
• VSS writer 'Oracle VSS Writer - PROD' with class ID '26D02976-B909-43AD-AF7E-62A4F625E372' has failed to process the snapshot. 
• VSS writer 'NTDS' with class ID 'B2014C9E-8711-4C5C-A5A9-3CF384484757' has failed to process the snapshot. 
• etc

Cause

In most cases this is an issue with the software that VSS writer belongs to.

Solution

To investigate this issue, check whether issue with the writer reproduces without Acronis Backup. You can do this using Windows tool Diskshadow.

Run the backup using Diskshadow tool to check the functionality of the VSS service components and the application VSS writers.

(!) Diskshadow tool is available in Windows Server 2008 and later. If you use a version of Windows where Diskshadow is not available, proceed to Collect information, steps 2 and 3

1. First, you need to restart the writers that might be in Failed state. Run Acronis VSS Doctor and start diagnostic. As a part of diagnostic process, VSS Doctor will restart the failed writers.

2. Start the command prompt with elevated privileges:

Start -> CMD -> Right click -> Run as Administrator

3. Enter the Diskshadow tool interface:

C:\Users\administrator> DISKSHADOW

4. Specify that the shadow copies will persist across program exit, reset, or restart:

DISKSHADOW> set context persistent

5. Set the verbose output on:

DISKSHADOW> set verbose on

6. Start a full backup session:

DISKSHADOW> begin backup

7. Specify the volumes to be included in the backup, e.g.:

DISKSHADOW> add volume C: alias VolumeC

DISKSHADOW> add volume D: alias VolumeD

8. Specify the writers that should be verified during the shadow copy creation: specify the ID of VSS writer(s) from the error message that you receive, e.g:

DISKSHADOW> writer verify {5AFFB034-969F-4919-8875-88F830D0EF89}

8.After you have specified all volumes and writers for backup, initiate the backup creation:

DISKSHADOW> create

Once shadow copy is created, terminate the backup process:

DISKSHADOW> end backup

Exit the Diskshadow tool:

DISKSHADOW> exit

During backup creation you will see following messages appearing in the command prompt, meaning that a particular component has been included into backup procedure and will be verified:

* Writer "WMI Writer" is included:
+ Component is included: \WMI

If one of the writers fails, you will see an error message similar to the following:

ERROR: The selected writer "SqlServerWriter" is in a faulty state.
- Status: 8 (VSS_WS_FAILED_AT_PREPARE_SNAPSHOT)
- Writer Failure code: 0x (VSS_E_WRITERERROR_NONRETRYABLE)
- Writer ID: {a65faa63-5ea8-4ebc-9dbd-a0c4db26912a}
- Instance ID: {8c57ad9a-8055-49e0-96ec-d8b41ea327eb}

Error on recent operation.
- HRESULT (returned): 80042301
- Error text: VSS_E_BAD_STATE

If any writer fails with an error, you need to troubleshoot this writer and make sure it is functioning correctly before using VSS backup in Acronis Software. Collect the result of the backup with Diskshadow utility and contact the vendor responsible for the VSS writer that causes error.

Some common VSS writers and the software they belong to are listed in the table below:

If backup with Diskshadow does not produce any failures but Acronis backup still fails, collect the following information and contact Acronis Customer Central for further troubleshooting:

1) Result of backup with Diskshadow (as screenshots or output to file)

2) VSS Doctor report

3) System information - see article https://kb.acronis.com/acroinfo.

Symptoms

Backup fails with:

VSS writer ... has timed out 

OR

The backup has failed because 'VSS Writer' has timed out during snapshot creation.

The error may involve different writers, see some of possible writers below:

• Windows error: (0x800423F2) VSS writer 'System Writer' with class ID 'E8132975-6F93-4464-A53E-1050253AE220' has timed out. This may be caused by too intensive I/O on the machine at the backup start time. Try to re-schedule the backup to some different time. To troubleshoot VSS issues, download and run Acronis VSS Doctor available at https://www.acronis.com/en-us/personal/vss-diagnostic-free-tool/
• Windows error: (0x800423F2) VSS writer 'ASR Writer' with class ID 'BE000CBE-11FE-4426-9C58-531AA6355FC4' has timed out. This may be caused by too intensive I/O on the machine at the backup start time. Try to re-schedule the backup to some different time. To troubleshoot VSS issues, download and run Acronis VSS Doctor available at https://www.acronis.com/en-us/personal/vss-diagnostic-free-tool/
• Windows error: (0x800423F2) VSS writer 'Microsoft Hyper-V VSS Writer' with class ID '66841CD4-6DED-4F4B-8F17-FD23F8DDC3DE' has timed out. This may be caused by too intensive I/O on the machine at the backup start time. Try to re-schedule the backup to some different time. To troubleshoot VSS issues, download and run Acronis VSS Doctor available at https://www.acronis.com/en-us/personal/vss-diagnostic-free-tool/ 

Cause

The issue is caused by too intensive workload on the machine at the backup start time.

A VSS writer is application-specific software that acts to ensure that application data is ready for shadow copy creation. Windows OS includes a set of VSS writers and VSS-aware applications install own VSS writers to the machine. If the workload on the machine is high at the backup time, a VSS writer might not respond in the expected timeframe, that is, reach a timeout. A backup made under these conditions might not be restorable, that is why Acronis software cancels this backup and shows this error message.

Timeout issue of VSS Writers appears when Acronis Agent is waiting for snapshot creation. It is caused by default timeout value for the VSS writers (60 seconds). Since opening and flushing volumes takes significant time, after 60 seconds writers fail and snapshot is aborted, especially if disk load is high.

Prerequisite

If you have Windows 8.1, Windows RT 8.1, Windows Server 2012 R2, Windows 8, Windows RT, Windows Server 2012, Windows 7 Service Pack 1 (SP1), or Windows Server 2008 R2 SP1 operating system, make sure that Windows hotfix is installed: Backup task fails with a time-out error in Windows 

Solution

Reschedule the backup to a different time when disk load is lower.

If you are backing up Hyper-V virtual machines and the Hyper-V host, we recommend scheduling these backups to different times so that backups of multiple virtual machines are not running in parallel.

To determine what time is better for proper handling of VSS snapshot creation requests, we suggest to use the following scheme:

• Enable Task failure handlingoption in the affected backup plan and set interval between attempts to 40-50 minutes and number of attempts 20
• Start backup. It will be running in nonstop mode until snapshot creation is successful
• Note the time when snapshot is created successfully and schedule backup to this time to avoid further snapshot timeout issues.

You can also use the Perfmon utility to check current I/O load on disks and find right time for snapshot operations.

3. If previous steps do not resolve the issue or are not applicable for some reason, create a snapshot using Diskshadow tool to check the functionality of the VSS service components and contact Microsoft support for assistance if any errors are detected. Snapshot creation with Diskshadow should be tested at time close to the time when you usually create backups with Acronis Software.

If any writer fails with an error or creating a snapshot with Diskshadow does not end with "Number of shadow copies listed: x", you need to troubleshoot this writer and make sure it is functioning correctly before using VSS backup in Acronis Software. 

If backup with Diskshadow ends with "Number of shadow copies listed: x" and does not produce any failures but Acronis backup still fails, collect the following information and contact Acronis Customer Central for further troubleshooting:

1) Result of backup with Diskshadow (as screenshots or output to file)

2) Acronis VSS Doctor output

3) System information - see article https://kb.acronis.com/acroinfo

More information

To troubleshoot VSS issues, download and run Acronis VSS Doctor available at https://www.acronis.com/personal/vss-diagnostic-free-tool/

This article applies to backups of Hyper-V VMs performed by Agent for Hyper-V (agent-less)

About 

Prerequisites

Prior to performing the backup, make sure that the below prerequisites are met:

1. Hyper-V Integration Services must be up-to-date and running inside the virtual machine(s).

2. In order to avoid VM going into "saved" state during backup, make sure that the Integration services -> Backup (Volume checkpoint) option is enabled in VM settings in Hyper-V Manager.

Snapshot creation

Hyper-V 2012 R2 or lower: The Agent for Hyper-V acts as a VSS requestor to create a VSS snapshot of the Hyper-V host volume, where the virtual disks of the backed up VM reside (could be CSV or SMB3), via VSS service on the Hyper-V host. VSS service uses the Hyper-V VSS writer to quiesce the guest operating system via the Hyper-V Integration Services installed in the guest OS during the VSS snapshot of the host volume. The virtual disks of the backed up VM are accessed (opened for Read operation) within the created VSS snapshot of the host volume.

See this Technet article describing Planning for Backup of the Hyper-V virtualization environment for more information. See the Technet article about Volume Copy Shadow Service technology.

Note that VSS snapshot is not the same as the Hyper-V Virtual Machine snapshot (checkpoint). The latter is not used as data source for VM backup - it is used to quiesce guest OS of the VM.

Hyper-V 2016 or higher: On Windows Hyper-V Server 2016 or newer there is a new Microsoft Resilient Change Tracking (RCT) API used to capture/track the VM data, which is read directly from VM-level snapshot (checkpoint). See details here.

VM data backup

The Agent for Hyper-V reads the data from the virtual disks files within the created snapshot (VSS snapshot or VM-level snapshot) along with VM configuration and copies the data blocks into the .tib(x) file.

Recommended setup

To avoid conflicts by snapshot creation, it is not recommended to back up physical host and virtual machines in the same backup plan on a permanent basis.

Known issues

If you are backing up Hyper-V VM with Linux guest OS installed in it, you may receive a warning "Cannot create application-consistent snapshot" which is the result of failure to create "production" checkpoint on Hyper-V level and Acronis Backup automatically fails over to non-production checkpoints (crash-consistent backup) after 3 (by default) unsuccessful attempts to trigger "production" checkpoint. To fix this issue you should either troubleshoot "production" checkpoint failure for particular VM (described in Troubleshooting section below) OR as a workaround go to backup plan options and disable the option Volume Shadow Copy Service (VSS) for virtual machines. Note that disabling this option would capture the guest OS in crash-consistent state.

Troubleshooting

If all prerequisites are met but backup still fails with a snapshot-related error, test snapshot creation with the native Windows tools

Hyper-V 2012 R2 or lower

Verify whether it is possible to successfully backup the VM using Windows Server Backup.

To backup a VM with Windows Server Backup, run the following command in Command Prompt on Hyper-V Server:

wbadmin start backup -backuptarget:<location>: -hyperv:<VM_name>

where <location> is the backup destination and <VM_name> is the name, e.g. wbadmin start backup -backuptarget:\\Server\share: -hyperv:VM01 

If backup with Windows Server backup fails, collect the output of Windows Server Backup operation as well as the diagnostic information described below and contact Acronis Customer Central.

If backup with Windows Server is successful but backup operations in Acronis Backup still fails, collect the diagnostic information described below and contact Acronis Customer Central.

Hyper-V 2016 or higher

Verify whether it is possible to create a production checkpoint of this VM.

In Hyper-V Manager open this VM settings, go to Management -> Checkpoints, and select Enable Checkpoints, then Production Checkpoints and unselect the checkbox Create standard checkpoints if it's not possible to create production checkpoint.

After specifying these options, try to create a checkpoint of this virtual machine via Hyper-V Manager.

If creating a checkpoint fails, investigate the issue with the VM by analyzing the Hyper-V logs in Windows Event Viewer. Acronis Backup relies on successful snapshot (checkpoint) creation for capturing data for backup.

• Make sure that Integration Tools are up to date: see Hyper-V integration components update for Windows virtual machines

If checkpoint is created successfully but backup still fails, collect the diagnostic information described below and contact Acronis Customer Central.

Collect information

1) System information from the affected server

• Acronis Backup 12.5: click here
• Acronis Backup Cloud: click here

2) Logs with information bout VM checkpoints operations and failures related to Hyper-V VMs snapshots/checkpoint creation failure.

On Hyper-V server, open Windows Event Viewer (press Win+R to open the Run dialog, enter eventvwr.msc and hit OK). You need the following logs:

• Event Viewer > Applications and Services Logs > Microsoft > Windows > Hyper-V worker -> Admin
• Event Viewer > Applications and Services Logs > Microsoft > Windows > Hyper-V-VMMS > Admin + Operational

Right-click on the log and select Save all events as, and save the log as .evtx file

3) For Windows guest OS: collect Windows Event logs related to VSS.

In guest OS, open Windows Event Viewer (press Win+R to open the Run dialog, enter eventvwr.msc and hit OK). You need the following logs:

• Event Viewer > Windows Logs > Application
• Event Viewer > Windows Logs > System

Right-click on the log and select Save all events as, and save the log as .evtx file

Symptoms

1. You use Acronis Backup 12.5 or Acronis Cyber Cloud
2. You run a backup of a Microsoft SQL database
3. Backup fails with the following error:

Problems detected that may cause a VSS snapshot failure. Trailing spaces in the path. To remove the trailing spaces, run the T-SQL command: ALTER DATABASE MODIFY FILE

Cause

Acronis Backup products check the database paths before backup to ensure snapshot consistency.

If the path to the database contains an extra space in the database path, the snapshot creation will fail.

Solution

The issue will be fixed in next updates of Acronis products. 

Use the following workaround to fix the issue with database path:

1. Open SQL Server Management Studio (make sure that SSMS version matches the version of SQL instance running on the machine)

2. Run the following query to get the list of database names and locations:

USE <database_name>

SELECT * FROM sys.database_files 

3. In the output, find the database that is mentioned in the warning

4. Run the following command to modify physical path to the file:

ALTER DATABASE <database name>

MODIFY FILE (NAME = '<logical name>', FILENAME='<path to file>');

where

<database name> is the name of the database that is mentioned in the error, no changes needed
<logical name> is the logical name of the file mentioned in the error, no changes needed
<path to file> is the full path to the file that is mentioned in the error, without double slashes or extra spaces at the end 

事象

ボリュームシャドウコピーが有効になっているバックアップが以下のようなエラーで失敗します:

「'VSS Writer' がスナップショット作成時に失敗したので、バックアップが失敗しました。」

様々なVSSライタがこのエラーの原因になることがあります。以下は、一部の例です:

• VSS writer 'System Writer' with class ID 'E8132975-6F93-4464-A53E-1050253AE220' has failed to process the snapshot
• VSS writer 'ASRWriter' with class ID 'BE000CBE-11FE-4426-9C58-531AA6355FC4' has failed to process the snapshot
• VSS writer 'SqlServerWriter' with class ID 'A65FAA63-5EA8-4EBC-9DBD-A0C4DB26912A' has failed to process the snapshot. 
• VSS writer 'Registry Writer' with class ID AFBAB4A2-367D-4D15-A586-71DBB18F8485'' has failed to process the snapshot
• VSS writer 'Virtuozzo VSS Writer' with class ID '5AFFB034-969F-4919-8875-88F830D0EF89' has failed to process the snapshot. 
• VSS writer 'Oracle VSS Writer - PROD' with class ID '26D02976-B909-43AD-AF7E-62A4F625E372' has failed to process the snapshot. 
• VSS writer 'NTDS' with class ID 'B2014C9E-8711-4C5C-A5A9-3CF384484757' has failed to process the snapshot. 
• など

原因

ほとんどの場合、VSSライタが所属しているソフトウェアに問題があります。

ソリューション

この問題の根本原因を調べるために、ライタの問題が Acronis Backup なしでも問題が再現されるか確認してください。そのために、Windows の Diskshadow ツールを使用できます。

Diskshadowツールを使用してバックアップを実行し、VSS サービスのコンポーネントとアプリケーションの VSS ライタが正常に機能しているかチェックしてください。

(!) Diskshadow ツールは、Windows Server 2008 およびそれ以降のバージョンで使用できます。Diskshadow のないバージョンの Windows をご使用の場合は、情報収集のステップ２と３に進んでください。

1. まず、失敗している（「Failed」）状態の可能性があるライタを再起動しましょう。Acronis VSS Doctorを起動し、診断を始めます。診断過程の中で、VSS Doctor は失敗しているライタを再起動します。

2. 昇格された権限でコマンドプロンプトを起動します:

[スタート] ->「CMD」を入力 -> 右クリック -> [管理者として実行]

3. Diskshadow ツールのインターフェイスに入ります:

C:\Users\administrator> DISKSHADOW

4. プログラムの終了、リセットまたは再起動のときにシャドウコピーが継続することを指定します:

DISKSHADOW> set context persistent

5. verbose の出力をオンにします:

DISKSHADOW> set verbose on

6. 完全なバックアップのセッションを開始します:

DISKSHADOW> begin backup

7. バックアップに含まれるボリュームを指定します。例えば:

DISKSHADOW> add volume C: alias VolumeC

DISKSHADOW> add volume D: alias VolumeD

8. シャドウコピーの作成のときにベリファイするライタを指定します。そのために、表示されるエラーメッセージに入っている VSSライタ（一つまたは複数）のIDを入力します。例えば:

DISKSHADOW> writer verify {5AFFB034-969F-4919-8875-88F830D0EF89}

8. バックアップの対象になるすべてのボリュームおよびライタを指定した後、バックアップの作成を開始します:

DISKSHADOW> create

シャドウコピーが作成された後、バックアップの過程を終了します:

DISKSHADOW> end backup

Diskshadow ツールを終了します:

DISKSHADOW> exit

バックアップ作成のとき、コマンドプロンプトに以下のメッセージが表示されます。それは、特定のコンポーネントがバックアップに含まれていて、ベリファイされることを意味します。

* Writer "WMI Writer" is included:
+ Component is included: \WMI

ライタのどれかが失敗した場合、以下のようなエラーが表示されます:

ERROR: The selected writer "SqlServerWriter" is in a faulty state.
- Status: 8 (VSS_WS_FAILED_AT_PREPARE_SNAPSHOT)
- Writer Failure code: 0x (VSS_E_WRITERERROR_NONRETRYABLE)
- Writer ID: {a65faa63-5ea8-4ebc-9dbd-a0c4db26912a}
- Instance ID: {8c57ad9a-8055-49e0-96ec-d8b41ea327eb}

Error on recent operation.
- HRESULT (returned): 80042301
- Error text: VSS_E_BAD_STATE

エラーが表示され失敗したライタがあった場合、Acronis ソフトウェアでVSS バックアップを使用する前に、そのライタをトラブルシュートし、正常に動作していることを確かめる必要があります。Diskshadow ユーティリティでバックアップの結果を収集し、エラーが発生する VSS ライタのベンダーへお問い合わせください。

以下の表には、一部の一般的な VSS ライタおよびそれらが所属するソフトウェアがリストアップされています:

Diskshadow を使ったバックアップでは失敗しないが Acronis バックアップには失敗する場合、以下の情報を収集し、Acronis カスタマーセンターへお問い合わせください。Acronis の担当者は、より詳細なトラブルシューティングを行います。

1) Diskshadow を使ったバックアップの結果（スクリーンショットまたはファイルへの出力として）

2) VSS Doctorの報告

3) システム情報（https://kb.acronis.com/ja/content/14945をご参照ください）

Symptoms

Backup fails with: 

Windows error: (0x8007001F) A device attached to the system is not functioning

Troubleshooting

Check Event Viewer log on the affected Agent machine. Filter events with "Critical", "Error" and "Warning" level and search for possible errors/warnings from following sources that are logged right before or during backup failure: volsnap, atapi, disk, BitLocker-Driver, Ntfs. For more information on how to use Windows Event log see this article.
Find an appropriate event source and event ID in the table below and proceed as described in the "Troubleshooting" column.

Solution

Check the table below for messages found in Event Viewer and follow the troubleshooting steps

If you don't find any Event listed in the table, please collect system report from the affected machine and contact Acronis Support. See the following articles for detailed information on how to collect system report:

Acronis Backup 12.5 - see KB 58301: Acronis Backup 12.5 and 12: how to collect system information

Acronis Backup Cloud - see KB 54608: Acronis Backup Cloud: Collecting System Report

Symptoms

Backup fails with: 

Windows error: (0x80070015) The device is not ready

Troubleshooting

Check Event Viewer log on the affected Agent machine. Filter events with "Critical", "Error" and "Warning" level and search for possible errors/warnings from following sources that are logged right before or during backup failure: volsnap, atapi, disk, BitLocker-Driver, Ntfs. For more information on how to use Windows Event log see this article.
Find an appropriate event source and event ID in the table below and proceed as described in the "Troubleshooting" section.

Solution

Check the table below for messages found in Event Viewer and follow the troubleshooting steps

If you don't find any Event listed in the table, please collect system report from the affected machine and contact Acronis Support. See the following articles for detailed information on how to collect system report:

Acronis Backup 12.5 - see KB 58301: Acronis Backup 12.5 and 12: how to collect system information

Acronis Backup Cloud - see KB 54608: Acronis Backup Cloud: Collecting System Report

Symptoms

Backup fails with: 

Windows error: (0x80070001) Incorrect function

Troubleshooting

Check Event Viewer log on the affected Agent machine. Filter events with "Critical", "Error" and "Warning" level and search for possible errors/warnings from following sources that are logged right before or during backup failure: volsnap, atapi, disk, BitLocker-Driver, Ntfs. For more information on how to use Windows Event log see this article.
Find an appropriate event source and event ID in the table below and proceed as described in the "Troubleshooting" column.

Solution

Check the table below for messages found in Event Viewer and follow the troubleshooting steps

If you don't find any Event listed in the table, please collect system report from the affected machine and contact Acronis Support. See the following articles for detailed information on how to collect system report:

Acronis Backup 12.5 - see KB 58301: Acronis Backup 12.5 and 12: how to collect system information

Acronis Backup Cloud - see KB 54608: Acronis Backup Cloud: Collecting System Report

Symptoms

Backup fails with: 

Windows error: (0x800705AA) Insufficient system resources exist to complete the requested service

Troubleshooting

Check Event Viewer log on the affected Agent machine. Search for possible errors and warnings from following sources: volsnap, atapi, disk, BitLocker-Driver, Ntfs. For more information on how to use Windows Event log see this article.
Find an appropriate event source and event ID in the table below and proceed as described in the "Troubleshooting" section.

Solution

Check the table below for messages found in Event Viewer and follow the troubleshooting steps

How to collect system information - see the following articles for instructions:

• Acronis Backup Cloud
• Acronis Backup 12.5

この記事は、エージェント for Hyper-V によって実行される Hyper-V 仮想コンピュータのバックアップ（エージェントレス）についてです。

概要

前提条件

バックアップを実行する前に、以下の前提条件を満たしていることを確認してください:

1. バックアップの対象となるすべての仮想コンピュータの中に、最新のHyper-V 統合サービスが動作している必要があります。

2. バックアップ中に仮想コンピュータが「保存済み」状態にならないように、Hyper-V マネージャーの仮想コンピュータの設定で、[統合サービス] -> [バックアップ（ボリューム チェックポイント）] オプションが有効にされている必要があります。

スナップショット作成

Hyper-V 2012 R2 またはより前のバージョンの場合:エージェント for Hyper-V は VSS のリクエスターとして行動します。つまり、Hyper-V ホスト上の VSS サービスに、バックアップされている仮想コンピュータの仮想ディスクが保管される Hyper-V ホストボリューム（CSV または SMB3）の VSS スナップショットを作成するリクエストをします。VSS サービスは、ホストボリュームの VSS スナップショット中に、ゲスト OS にインストールされた Hyper-V 統合サービスを経由して、ゲスト OS を静止させるために Hyper-V VSS ライターを使います。バックアップされている仮想コンピュータの仮想ディスクは、作成されたホストボリュームの VSS スナップショットを通してアクセスできます（読み取り操作ができます）。　

詳細に関しては、Hyper-V 仮想化環境のバックアップの準備に関する Technet の記事(英語）をご参照ください。また、Volume Copy Shadow Service 技術に関する Technet の記事(英語）も併せてご参照ください。

VSS スナップショットと Hyper-V 仮想コンピュータのスナップショット（チェックポイント）が同じものではないのでご注意ください。後者は、仮想コンピュータのバックアップのためのデータ源として使われません。仮想コンピュータのゲスト OS を静止させるために使われます。

Hyper-V 2016 またはより新しいバージョンの場合: Windows Hyper-V Server 2016 以降では、Microsoft Resilient Change Tracking (RCT = 回復性の高い変更追跡) という新しい API があります。この API は、仮想コンピュータのデータを仮想コンピュータレベルのスナップショット（チェックポイント）から直接読み取り、キャプチャまたは追跡できます。詳細は、こちらをご参照ください。

仮想コンピュータのデータのバックアップ

エージェント for Hyper-V は、作成されたスナップショット（VSS スナップショットまたは仮想コンピュータレベルのスナップショット）にある仮想ディスクからデータを読み取ります。また、仮想コンピュータの構成も読み取ります。それから、データのブロックを .tib(x) ファイルにコピーします。

推奨される設定

スナップショット作成で衝突を避けるために、（少なくとも定期的には）物理ホストと仮想コンピュータを同じバックアップ計画内にバックアップしないことを推奨します。　

既知の問題

Linux ゲスト OS がインストールされている Hyper-V 仮想コンピュータをバックアップしているとき、「 Cannot create application-consistent snapshot 」という警告が表示される場合があります。この警告は、Hyper-V レベルの運用チェックポイントの作成に失敗したことを意味します。このような場合、Acronis Backup は、何回か（デフォルトでは3回）運用チェックポイントの作成を促してみますが、それで成功しなかった場合は、自動的に非運用チェックポイントにフェールオーバーします（クラッシュコンシステント バックアップになります）。この問題を解決するために、特定の仮想コンピュータの運用チェックポイントの失敗をトラブルシュートする（以下の「トラブルシューティング」セクションの手順に従ってください）か、回避策を使ってください。回避策としては、バックアップ計画のオプションに移動し、[仮想コンピュータのボリュームシャドウコピーサービス（VSS）] オプションを無効にします。このオプションを無効にすると、ゲスト OS がクラッシュコンシステント状態でキャプチャされますので、ご注意ください。　

トラブルシューティング

すべての前提条件を満たしているのに、スナップショットに関するエラーが表示されバックアップに失敗する場合は、Windows のネイティブなツールではスナップショットを作成できるかどうか確認してください:

Hyper-V 2012 R2 またはより前のバージョン

Windows Server バックアップを使用すると仮想コンピュータのバックアップに成功するかどうか確認します。

Windows Server Backup を使って仮想コンピュータをバックアップするために、Hyper-V サーバーでコマンドプロンプトにこのコマンドを入力してください:

wbadmin start backup -backuptarget:<バックアップ先>: -hyperv:<仮想コンピュータの名前>

上記の <バックアップ先> は任意のバックアップ先、<仮想コンピュータの名前> は仮想コンピュータのコンピュータ名に変えます（例えば、wbadmin start backup -backuptarget:\\Server\share: -hyperv:VM01）

Windows Server バックアップを使ったバックアップに失敗した場合は、Windows Server バックアップの操作の出力および以下に載っている診断情報を収集して、Acronis カスタマーセンターへお問い合わせください。

Windows Server バックアップではバックアップに成功したが、Acronis Backup では引き続きバックアップに失敗する場合は、以下に載っている診断情報を収集して、Acronis カスタマーセンターへお問い合わせください。

Hyper-V 2016 またはより新しいバージョン

この仮想コンピュータの運用チェックポイントを作成できるかどうか確認します。

Hyper-V マネージャーで対象の仮想コンピュータの設定を開きます。[管理] -> [チェックポイント] に移動し、[チェックポイントを有効にする] を選択します。それから、[運用チェックポイント] も有効にし、[ゲストが運用チェックポイントの作成をサポートしていない場合は、標準チェックっポイントを作成する] の選択を解除します。

その設定を指定した後、Hyper-V マネージャーを使って、この仮想コンピュータのチェックポイントの作成を試みます。

チェックポイントの作成に失敗した場合は、問題をトラブルシュートするために、Windows イベント ビューアーで Hyper-V ログを調べます。Acronis Backup は、バックアップ用のデータをキャプチャするために、スナップショット（チェックポイント）の作成を必要としています。

• 最新の統合ツールを使用していることを確認してください（HYPER-V の統合コンポーネントは、Windows 仮想マシンの更新します。をご参照ください）。

チェックポイントの作成には成功したが、バックアップには引き続き失敗する場合は、以下の診断情報を収集し、Acronis カスタマーセンターへお問い合わせください。

情報収集

1) 問題が発生するサーバーのシステム情報

• Acronis Backup 12.5: こちらをクリックしてください
• Acronis Backup Cloud: こちらをクリックしてください

2) Hyper-V 仮想コンピュータのスナップショットまたはチェックポイントの作成の失敗に関する操作や失敗の情報を含むログ

Hyper-V サーバーで Windows イベント ビューアーを開きます（Win+R を押すことで [ファイル名を指定して実行] を開き、eventvwr.msc と入力し、[OK] をクリックします）。必要なログは、以下の通りです:

• [イベント ビューアー] > [アプリケーションとサービス ログ] > [Microsoft] > [Windows] > [Hyper-V worker] -> Admin
• [イベント ビューアー] > [アプリケーションとサービス ログ] > [Microsoft] > [Windows] > [Hyper-V-VMMS] > Admin + Operational

上記のログを右クリックし、[すべてのイベントを名前をつけて保存] を選択し、.evtx ファイルとしてログを保存します。

3) Windows ゲストOS の場合、VSS に関する Windows イベント ログ

ゲスト OSで Windows イベント ビューアーを開きます（Win+R を押すことで [ファイル名を指定して実行] を開き、eventvwr.msc と入力し、[OK] をクリックします）。必要なログは、以下の通りです:

• [イベント ビューアー] > [Windows ログ] > Application
• [イベント ビューアー] > [Windows ログ] > システム

上記のログを右クリックし、[すべてのイベントを名前をつけて保存] を選択し、.evtx ファイルとしてログを保存します。

Symptoms

Backup activity fails with the following error:

Operating system error: The shadow copy provider had an error. Check the System and Application event logs for more information.

Cause

Acronis Backup utilizes Windows Volume Shadow Copy Service (VSS) writers to perform backups. VSS is a Windows operating system component that provides the functionality to take a snapshot of a volume. If VSS malfunctions at any step of snapshot creation, this will cause the snapshot failure and lead to backup errors, since Acronis Backup relies on successful snapshot creation by VSS for capturing data for backup.

This article provides guidance on how to troubleshoot VSS issues that cause Acronis backups to fail with volume snapshot-related errors.

If a VSS failure is detected that cannot be fixed using the recommendations from this article, the problem should be addressed to Microsoft and/or researched using their support resources. 

Solution

1. Download VSS Doctor to investigate and troubleshoot issues with VSS on the affected Agent machine

2. Check Windows Event log for VSS-related errors and fix the issues.

Open the Windows Event Viewer (press Win+R -> type eventvwr.msc) and check the Windows Logs, Application and System. Look for entries occurring around the time when the issue occurred or just before that.

3. If the issue persist after using VSS Doctor and Windows Event log does not contain any errors, follow the instructions in Acronis Backup: VSS Troubleshooting Guide to troubleshoot other possible issues with VSS.

If suggested steps did not help to localize the issue, collect the following information and contact Acronis Customer Central:

1. VSS Doctor report
2. Acronis System information from the affected Agent machine:
   • Acronis Backup 12.5
   • Acronis Backup Cloud

事象

1. Acronis Backup 12.5 または Acronis Cyber Cloud を使用しています。
2. Microsoft SQL データベースのバックアップを実行します。
3. 以下のエラーが表示され、バックアップに失敗します:

「Problems detected that may cause a VSS snapshot failure. パスの末尾に複数のスペースがあります。末尾のスペースを削除するにはT-SQLコマンドを実行します。ALTER DATABASE MODIFY FILE」

原因

Acronis Backup 製品は、スナップショットの一貫性を確認するために、バックアップする前にデータベースへのパスをチェックします。

データベースへのパスに余分の空白がある場合は、スナップショットの作成に失敗します。

ソリューション

この問題は、Acronis 製品の今後のアップデートで修正されます。

データベースへのパスに関する問題を修正するには、以下の回避策を使用してください:

1. SQL Server Management Studio を開きます（その際、SSMS のバージョンと、このコンピュータで実行されている SQL インスタンスのバージョンが一致することを確認しましょう）。

2. データベース名とロケーションの一覧を取得するために、以下のクエリを実行します:

USE <データベース名>

SELECT * FROM sys.database_files 

上記のコマンドの中で、<データベース名>の代わりに、エラーに載っているデータベースの名前をそのまま張り付けてください。

3. 出力の中から、警告に載っているデータベースを探します。

4. ファイルへの物理的なパスを編集するために、以下のコマンドを実行します:

ALTER DATABASE <データベース名>

MODIFY FILE (NAME = '<論理名>', FILENAME='<ファイルへのパス>');

上記のコマンドの中で、

<データベース名>の代わりに、エラーに載っているデータベースの名前をそのまま張り付けてください。
<論理名>の代わりに、エラーに載っているファイルの論理名をそのまま張り付けてください。
<ファイルへのパス>の代わりに、エラーに載っているファイルへの完全なパスを張り付けてください（ダブルスラッシュや文末の余分の空白がないようにご注意ください）。